テクノロジーの最新トレンドと日本HPのデバイスを中心に紹介しています。

未来のクリエイティブ人材育成を支える
河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校

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左から、同校外観、CGスペシャリスト学科:岡本先生、CAD学科:恒川先生、ゲームサイエンス学科:伊藤先生
  • CGスペシャリスト学科 岡本先生CGスペシャリスト学科 岡本先生
  • CAD学科 恒川先生CAD学科 恒川先生
  • ゲームサイエンス学科 伊藤先生ゲームサイエンス学科 伊藤先生

河合塾が培ってきた教育ノウハウのもと、クリエイティブ・IT人材の養成を行っている「河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校」。ゲームやCG、Web、CAD、サイバーセキュリティなど、ゲーム業界、IT関連業界を目指す方のための学校。1984年の設立以来、9000名以上のスペシャリストを輩出し続けています。

「河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校」では、クリエイティブな人材育成を支える基盤として、HPのPCやワークステーションなどを導入。各業界で活躍する多くの卒業生を生み出してきた、CGスペシャリスト学科、CAD学科、ゲームサイエンス学科の先生たちに業界の動向や教育方針、学習環境の課題、将来の展望などについて話を聞きました。

1年次のアナログ授業で作品と対峙する力をつけ、
グループワークやプレゼンテーション活動により
人間力を育みますCGスペシャリスト学科 岡本 光生 先生
導入機種名:HP EliteDesk 800 G3 TW/CT

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  • CGスペシャリスト学科は、ゲーム会社やCG映像プロダクションにおけるゲームCGデザイナーやCG映像クリエイターを育成する学科。その特長は、CG制作に必須のデッサン力の基礎を重視したアナログ授業と、最新の制作現場がわかる業界研究です。岡本先生に、教育現場での課題や、人材育成のこだわりについてお聞きしました。

―― CGスペシャリスト学科の学生たちが目指す業界について教えてください

おもにゲーム業界、CG映像プロダクションです。ゲームは、大手コンシューマー、スマホアプリ提供会社で、CG映像プロダクションはCMや映画制作、最近ではテレビアニメ関連です。ほかにも一部ですがプロダクト系CGの職に就く学生もいます。

―― CG業界では、どのような人材が求められていますか?

CG業界に限ったことではありませんが、現在の制作現場では主体的に動ける人が求められています。自分で考えて自分で動く人材です。また、基礎スキルが身についているということも、就職時の評価の対象になります。

他校とは違った本校の特長に、1年生での徹底したアナログ教育があります。コンピュータグラフィックの学科ですが、手描きのデッサンなどによるアナログでの基礎づくりを重視しています。

学科が設立された当初は、現在よりアナログ授業が少なかったのですが、1年次のアナログ教育を充実させ、基礎を身につけることで、2年次以降のCG作品制作において大きな成果を得られたという経験から、より重視するようになりました。

―― どのような成果を得られたのでしょうか?

CGクリエイターといっても、グラフィック作品を制作することは、もともとは手描きで作り、何度も修正して仕上げていくことが出発点です。2年、3年のときにCGを本格的に学ぶにあたり、作品の度重なる修正に耐えられるかなど、制作者として作品と向き合う姿勢を養うために有効なのです。

持論として、コンピュータより画用紙のほうが人は育つと思っています。何度も描き直し、作品の完成度を高めるという、制作者としての姿勢を身につけるには、紙のほうが適していると。CG業界で活躍するには、そのうえで、コンピュータを使いこなすスキルが必要になります。

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1年次のデッサン授業を行う教室

―― CGクリエイターの育成において、現在課題に感じていることはありますか?

CG技術の高度化と多様化には非常に戸惑っています。以前、3Dといえば、モデリング、アニメーションツールの「3DS MAX」または「Maya」だけを使えればよかったのですが、現在では、CG用モデリングの「ZBrush」、3Dペイント「Substance Painter」、ビジュアルエフェクトの「Houdini FX」など、たくさんのいいツールが登場しています。

高度化したCG制作の現場では、最低でも5つ以上、多いと10ぐらいものツールやプラグインを使って仕上げていくなど、非常に複雑な状況になっています。

CGスペシャリスト学科は3年間学びます。先ほど申し上げましたとおり、1年次はアナログ教育を重視しておりまして、一方で2年次の終わりごろには、就職活動が始まります。それまでのCG教育の期間は約1年間しかありません。

以前は必須ソフトが少なかったため、カリキュラムで対応できていましたが、ツールが増えた現在では、カリキュラムだけでは対応できなくなっています。

仮に各種ソフトに関する専門的な授業があったとしても、個々の授業でカバーできる学生(必要とする学生)は2割程度と思われます。このような背景から、各種ソフトの詳しい使い方については、学生たちに自発的に学んでもらうようにしています。

実は、自発的に学ぶことができるのも、1年次のアナログ教育により、作品に向かう姿勢が養われているからだと思います。ソフトの使い方だけ教えても「制作者として作品をどうしていくか?」という力がないと仕上げることができないのではないでしょうか。

―― CG学習の環境などについて教えてください

2年次では、「3DS MAX」または「Maya」といった主要ソフトの使い方を学びます。HPさんのハードウェアは、デザイン、モデリング、テクスチャー作成、レンダリング、ライティングなど、CG制作のあらゆる工程で活躍しています。

HP製品(HP EliteDeskを使用中)の性能には満足していますし、性能以外にも、保守体制がしっかりしている点はとても助かっています。何日も機材が使えなくなると、授業や制作に支障が生じます。HPさんとは、こちらが問い合わせしたら、基本的には次の日に対応してくれるという保守契約をしています。他のPCベンダーと比較した場合、コストにみあった内容で、非常に感謝しています。

こうして、安心してクリエイションができる環境のもと、ゲーム会社やCG映像プロダクションへの就職を意識した、グループワークを実践しています。

2年前期の個人課題においても、グループでの討議を経て制作をすすめ、後期には、4名~8名程度のチームを作り、1分~2分程度のフル3DCGムービーの制作を行います。このワークでは、実際のCG映像プロダクションの現場を擬似的に作り、企画から完成まで6ヶ月かけ、実践的なワークフローで制作します。

―― 業界の最新動向を研究され、授業に活かされているということでしょうか?

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  • 日本のCG映像プロダクションのワークフローをベースにしながら、海外の手法も取り入れています。本校では数年前より、シンガポールの国立学校「Nanyang Polytechnic:南洋理工学院」と提携して、ハリウッド流のCGアニメーション制作の手法を学んでいます。

    日本のCG映像プロダクションにも最近導入されつつある、ハリウッドの合理的な制作手法、たとえば、毎週やるべきこと、1ヶ月毎に達成すべきことなどを明確に管理するプロジェクト管理の手法を取り入れています。常にやることが明確なので、制作において路頭に迷うことがないという利点があります。

    CG作品の世界は、個人ワークの印象がありますが、実際はグループワークです。学校の中でグループワークを経験することで、作品力と人間性の両方を成長させることができると考えています。

―― 作品にこだわることで、他者と関わる重要性をうまく伝えていらっしゃいますね

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  • はい。私がもうひとつこだわっているのが、プレゼンテーションです。2年次は非常にたくさんのプレゼンの機会を与えています。特に後期では、毎週、合計25回も自身のグループワークに関する説明をさせています。このプレゼン経験が、3年次の就職面接のベースにもなります。

    いきなり就職面接用のプレゼンをやらせると、学生も身構えてしまい、ともするとプレゼン嫌いになってしまいがちです。しかし自分の作品や制作に関することなら話しやすいです。

    クリエイターにとってアウトプットは大切です。アナログでもCGでも人にプレゼンしてフィードバックをもらうことで、制作への意欲や制作者としての意識が高まるのです。

    コンピュータで作ってハードディスクの中にしまっておくだけではもったいないです。学生には、作品を表に見せるということを積極的に行ってほしいですし、これからもそのような指導をしていきたいと思っています。
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日本を支える製造業・モノづくりへの好奇心の育成や
チームワーク、そしてコミュニケーションの大切さを
伝えていますCAD学科 恒川 佳子 先生
導入機種名:HP Z240 SFF Workstation

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  • モノづくりに欠かせない設計を学ぶCAD学科。手描きの製図から、世界標準ソフトの「AutoCAD」や大手自動車メーカーが使う「CATIA」のスキルに加え、製品の構造や材質などに関する知識も習得していきます。恒川先生には、学科の特長や進路、そこで必要とされるスキルとその指導法についてお話をうかがいました。

―― CAD学科の学生が目指す業界について教えてください

大きなくくりでは製造業です。愛知県でいえば、トヨタ自動車株式会社が最も有名ですね。製造業は、自動車業界のほか、航空機業界、造船業界、工作機械業界(工場の産業ライン)の4つに大別されます。設計に関わる会社は、どれかひとつの業界専門というよりは、複数の業界に関わっているところが多いです。

仕事での役割は、モノづくりのプロセスの中で、設計のサポートをします。
たとえば、スマホケースを製造販売するというプロジェクトを考えてみましょう。まずは、どんな人たちにどんなスマホケースが売れるかという市場調査が必要です。

会議にて調査結果を聞いたデザイナーや設計者は、製品のラフスケッチを描きます。それを図面化、モデリングする役割を担うのが、CAD学科の卒業生です。

作られた図面やモデリングデータから試作品が作られ、試作品に強度や使い勝手、欠陥、追加要素などのフィードバックがあれば、また設計をしなおします。

設計者の意図を汲んだ図面を作成し、生産工程に繋げる——このモノづくりの重要な役割を担当するため、彼らにはコミュニケーション力が大切な素養となります。

―― CAD学科を目指す学生は、どのような人が多いのでしょうか?

おそらく、製造業を身近な環境に感じる学生が多いと思います。そのため、生産の上流工程にある、設計という仕事を子供たちに勧めるケースが多いように見受けられます。しかも、大手に就職できる可能性も高い専門職ですから。

現在、製造業は人手不足です。東京五輪や大阪・関西万博などを控え、ITの発達によりさらに需要が高まっています。しかも技術の継承も課題となっています。技術は継承し、新しいものを生み出すということの繰り返しです。CADソフトや設計のスキルだけでなく、上の世代と年齢の壁を超えて交流ができる人材が重宝されます。

―― 技術もさることながら、人と関わることを重視されていますね

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  • コミュニケーションやチームワークが大切という点は、学生に早めに伝えています。CAD学科だからといって、毎日コンピュータを触っている仕事ではないということを話しています。

    もちろん、ベラベラと意味のないことをおしゃべりする必要はなく、まずは聞く力が大切であるということを伝えています。コミュニケーション能力は本を読んだり講義を聞いたりしたからといって身につくものではなく、毎日実践していかないことには本物にはなりません。

    そこで、挨拶や返事の習慣を身につけてもらうため、毎日学生に話しかけています。私だけでなく、ほかの講師にもお願いしています。

―― 授業について詳しく教えてください

CAD学科は2年制です。CADソフトの実習はもちろんですが、コミュニケーションスキルを身につけるという意味では、プレゼンテーション演習もあります。最初は1人、次は3名のチームでのプレゼンを行います。

また、モノづくりに携わるということで、身近なモノに興味を持ってもらうような、社会人基礎力養成の授業もあります。そこでは、製造業の動向や、テレビに登場する車や乗り物、機械などについての雑学も話します。

たとえば、新幹線の車両1台の値段は3億円、在来線の場合は1億円など、身近なモノの数値を示すことが多いです。数値で示していくのは、設計にも繋がる考え方です。

それから、さまざまなモノに触れるようにも伝えています。カーディーラーに行って車に触れる、車のパーツ屋さんに行って色々な部品に触れる、ホームセンターに行ってネジに触れるなどです。さまざまなものに触れることでどのような構造、材質になっているかを考えてもらうようにしています。ほかに、トヨタ産業技術記念館や博物館などの施設で、さまざまなものの仕組みを見たり体験したりということも勧めています。

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―― モノづくりは実際の構造物からも学べるのがいいですね。ほかにはどのような授業がありますか?

就職の際の筆記試験では、設計系の試験もあります。このため、関数電卓を使う数学の授業もあります。良いものをより安く、軽くということは、製造業にとってはコスト削減にも繋がるため常に要求されます。たとえば、100円ショップで、かわいい花柄模様がくりぬかれた、樹脂製のバスケットを見つけたとします。花があしらってあって可愛らしいという一面もありますが、その部分がくりぬかれていることで材料や輸送コストを削減できることにも繋がるでしょう。

また、手描き製図の授業もしています。CADソフトの授業よりも少し多いくらい、アナログな図学・製図の授業があります。就職してからは手描き製図は教えてくれません。

CADソフトは誰でも使えますが、手描き製図の下地があると応用力がつきます。AIが設計に関わる時代になったらCADしか出来ない人は仕事が減っていき、設計者の意図を汲んだ図面作成ができる人が残っていくだろうと考えています。

熱解析、強度解析も仕事で必要になってきますがコンピュータで容易にできるようになってきました。しかし、許容範囲は設計者である人が決めます。さまざまな経験や知識が必要であることは変わりません。

またこの時代、海外の人と仕事をするために英語も役にたつと思っています。苦手な学生が多いですが、片言でもいいので話すことを推奨しています。

―― 設計を教えるうえで、HPの製品についてはどう評価されていますか

授業のコンピュータとして考えると、HPさんの製品(HP Workstationを使用中)は、シンプルであるためメンテがしやすいことや、長く使っても安定稼働し続ける信頼性が高いことを評価しています。性能に対する価格、コスパもいいですね。

学生にも、設計はシンプルであることが大切であると伝えています。しっかり説明ができる人は、論理的思考を持っていて、そんな人が設計するデータは、シンプルです。たとえ間違いがあったとしても、構造がわかりやすいのですぐに修正ができます。

―― 今後さまざまな技術が発展していくと思います。未来の社会を作る人材育成の展望をお聞かせください

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  • 製造業におけるVRは、関わる人たちの情報共有のスピードを速め、納期も早くなると考えています。CAD分野でのさまざまな解析も自動でできるようになると思います。自動車業界や物流業界では自動運転も注目されていますね。

    私は、どんなに世の中が変わったとしても、学生たちにはコミュニケーション能力を身につけてほしいです。実はさまざまな職場において、コミュニケーション不足で退職するケースは多いようです。

    教室に、”返事・挨拶・相槌” というスローガンを掲げています。コミュニケーションがうまくいく魔法の3つの言葉「お願いします」「すみません」「ありがとうございます」も伝えています。モノづくりの現場においては、専門技術に加え、人間としての力を身につけておけば、新しい時代の難しい課題にも挑戦していけると思っています。

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学生とフレンドリーに接することで悩みを解消
市場を理解し、得意分野で力を発揮できる人材を
育成するゲームサイエンス学科 伊藤 孝之 先生
導入機種名:OMEN by HP 870-280jp GTX1080

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  • スマートフォン、コンシューマー機器、PC向けオンラインゲームと、多様なエンターテイメントを提供するコンピュータゲーム業界。伊藤先生は、トライデントコンピュータ専門学校でゲームづくりを学んだ卒業生です。ゲーム会社での実務経験を積んだ伊藤先生ならではの教育方針や、業界展望についてお聞きしました。

―― ゲームサイエンス学科の学生が目指す業界について教えてください

ゲーム業界は、Nintendo SwitchやPlayStationに代表されるコンシューマーゲーム、最近市場が拡大しているスマートフォンゲーム、海外で大きな市場があるPC向けオンラインゲームなど、さまざまなプラットフォームがあります。

ゲームサイエンス学科では、3年間の学習によって、どのプラットフォームに関しても対応できるような人材を育成しています。1年次には、プログラム言語の基礎、2年次にはゲームづくりの基礎、3年次には希望の進路に向けた専門的な学習を行います。

ゲームで遊ぶことが好きで、将来も業界に関わりたいという意欲の学生が多く、もともとプログラミングが好きだという人は少ないです。ですから、プログラミング言語は基礎から丁寧に教えています。JAVAやC言語、HTMLなど、どの進路を選んでも対応できるような、幅広い知識を身につけることができるように授業を計画しています。

―― 指導にあたってのこだわりはありますか?

生徒との距離感を大切にしています。私はこの学校の卒業生で、ゲーム会社で何年か勤務したあと、ここの講師になりました。自分がこの学校で学んでいた当時を思い返すと、先生に気軽に相談できる環境であったことがとてもよかったと思っています。

プログラム開発は、完成するまであれこれ悩むことが非常に多いです。わからないことがあっても、先生が怖くて相談しにくかったら、悩みを解決しにくいですね。ですから、控えめな学生に対してもこちらから声をかけるなど、話しかけやすいような雰囲気づくりは注意しています。

社会人を育成する立場ですので、話しかけやすいといっても、友達のようになあなあになるのではなく、ある程度の節度は保って指導するようにしています。

―― 学生さん同士も協力しあえるような環境ですか?

1・2年次は、課題を一緒にやったり、発表をしたりするチームワークがあります。そして、3年次になると3名~5名のチームで卒業制作をします。1年かけてゲームを完成させるという課題ですね。UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンを活用したゲームや、内定先で使えるような技術を使った作品を作っています。

―― 学習のためのPC環境はどのようなものですか?

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  • 1年次は、プログラミング言語中心で、主にC言語が動けばいいです。極端な話、Windows95が動くPCがあればいいです。実際には「Microsoft Visual Studio 2015」が動作する環境ですが、とくにハイエンドなマシンは必要ありません。

    2年次にはゲーム開発を行います。ここでもPCのスペックに合わせた開発ということで事足ります。ゲームは、スマートフォン、コンシューマー機、PCと、実行環境がいろいろあり、ゲームを遊ぶユーザーが使う機器に性能のばらつきがあります。推奨環境や最低動作環境などを設定し、その制限のなかで動くようにしなければなりません。

ゲームづくりにおいて、最新機器による開発環境というのもいいものですが、実はハイエンドのマシンでは、スペックが低くて制限のある環境のための開発の実践が難しくなることがあります。

ゲームで遊ぶ人の環境は必ずしもハイスペックではありませんので、メモリのやりくりを行うなどの効率化を常に考え、ハイエンドマシンのスペックに物を言わせたゲームづくりにならないように指導しています。

3年次の卒業制作では、Unreal Engineを使うプロジェクトもありますので、ハイスペックなPCが必要になってきます。学科で導入している、HPさんのOMENは、スペック的にいいというのが率直な感想です。Unreal Engineもストレスなく動きますし、もし動きがおかしいなら、それは作り方がおかしいというのがすぐわかります。

OMEN by HPで作った作品が、スペックが低いスマホやPCの環境でうまく動かないことがあります。その原因を究明するというのも学習の機会になります。
スマホなら限られた制限のなかでどう作っていくか、PCゲームなら推奨環境のスペックを最大限に使うにはどうするべきかなど、環境によって異なるノウハウが必要になってきます。

―― ゲーム産業は日本が先行していましたが、現在は世界中で盛んな産業となっています。業界の動向について教えてください

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  • アメリカなど海外のスタジオが最近得意としているのが、ハイクオリティなビジュアルを自在に動かせるオープンワールドゲームです。オンラインPCゲームは実は以前から韓国が進んでいて、中国も力をつけています。日本はアニメ文化がベースにあることから、キャラクターを使ったゲームが得意です。任天堂の有名タイトルや、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーに代表される日本のRPGを見ても、キャラクターが真っ先に思い浮かぶはずです。だからこそ私はこの日本の得意分野を伸ばしていったほうがよいと考えています。

    技術的には、これから普及が進むと予想されているVRやARについても学校で取り組んでいます。フィンランドの「カヤーニ応用科学大学」、シンガポールの「Nanyang Polytechnic:南洋理工学院」と交換留学をしており、昨年10月~12月にはこの留学生たちといっしょにVRゲームの開発を行いました。VRは、多くの情報を表示しながら展開されるため、普段より高いスペックが要求されます。

―― ゲーム業界を支える人材の育成として、プログラミング以外ではどのような授業がありますか?

社会人マナー勉強のほか、「3DS MAX」といったモデリングツール、グラフィック処理のための「Photoshop」などの学習も行います。

企画書を作ったり、自分のゲームをプレゼンしたりするための「PowerPoint」の授業もあります。ゲーム会社においては、プランナーとのコミュニケーションも必要になりますので。春と夏の集中授業で、一週間ひたすらゲームを作るという課題があり、その成果発表としてもプレゼンの場があります。

プランナーを専攻して養成しているわけではないので、企画の授業が必ずしも就職に役立っているわけではありません。しかし、自分が勤務していた会社では全社員必須の企画コンペがありましたので、企画づくりの経験は役立ちました。

―― 将来のゲーム業界を見据えた、開発者育成の展望についてお聞かせください

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  • 私は、常により広い市場を意識した開発を心がけてほしいと思っています。たとえば、Android OSなら、最新バージョンの9ではなく、利用者の多い7をメインターゲットにするなどです。

    国内/海外市場の特性も意識してほしいです。日本のユーザーに受けるコンテンツと海外ユーザーに受けるコンテンツは異なりますが、それぞれ市場の流行や人気の背景をしっかりと知ることが大切だと思っています。

    日本では個別のキャラクターの内面や動作を大事にしています。一方海外では、全体の世界観を大切にした作り方が多いです。国内ユーザーをターゲットにするなら、キャラクターの仕草や演出にとことんこだわる。たとえば、転んだときにユニークな尻餅をつくような演出をきちんと作るなどです。海外市場なら、ゲームの世界観に従ったフィールドを作り上げるところに注力するという点です。

    常に利用者のことを意識しながら自分の得意分野で力を発揮できる人材を育成できればと願っています。

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    • 名 称:
      学校法人 河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校
    • 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅3-24-15
    • 導入機種名:HP EliteDesk 800 G3 TW/CT、HP Z240 SFF Workstation、
      OMEN by HP 870-280jp GTX1080 など

導入機種名:HP EliteDesk 800 G3 TW/CT、HP Z240 SFF Workstation、OMEN by HP 870-280jp GTX1080 など

導入機種ラインアップ

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  • HP EliteDesk 800 G4 TW

    Windows 10 Pro
    第8世代 インテル® Core™ プロセッサー
    オプションで GTX1080 などのハイエンドグラフィックカードも選択可能です。

    詳しくはこちら

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  • OMEN by HP

    Windows 10 Pro搭載
    製品にあわせて高パフォーマンスを発揮するNVIDIA® GeForceのグラフィックカードをご用意しております。

    詳しくはこちら

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  • Z by HP

    インテル® Xeon® プロセッサーによる安定稼動
    あらゆるニーズに応える柔軟なグラフィックス構成をご用意しています。

    詳しくはこちら

※Windowsのエディション、またはバージョンによっては、ご利用いただけない機能もあります。 Windowsの機能を最大限に活用するには、ハードウェア、ドライバー、およびソフトウェアのアップグレードや別途購入、またはBIOSのアップデートが必要となる場合があります。 Windows 10は自動的にアップデートされ、常に有効化されます。 ISPの料金が適用され、今後アップデートの際に要件が追加される場合もあります。 詳細については、http://www.microsoft.com/ja-jp/をご覧ください。