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2019.02.19

Windows10をもっと高速に!もっと便利に!10個のおすすめ機能設定

会社のパソコンをWindows10へ切り替えた後、社員から以前のパソコンの方が使いやすかったという声を耳にすることはありませんか。Windows10は高い機能を備えているため、初期設定のまま使用するとパソコンが重たくなったり、使いづらかったりすることがあります。この記事ではWindows10を導入したら最初にするべき設定や、もっと高速に動作するための設定など、便利に使いこなすための設定方法について紹介します。

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1.最新のWindows10にアップデートしよう

Windows10では年に2回大型のアップデートが行われるなど、便利な機能やセキュリティに関するプログラムの提供が充実しているため、セキュリティの面からも最新の状態にするのがおすすめです。特にWindows7やWindows8を利用している場合は、Windows10へアップデートすることであらゆるメリットがあります。たとえば、年に2回行われる大型アップデートでは、仕事や操作に便利な機能が追加されるなど最新のサービスが受けられます。またWindows10ではこれまでの標準ブラウザ「Internet Explorer」と比べ、セキュリティや動作スピードがアップした「Edge」が使用できるメリットもあります。

音声アシスタント「Cortana」が使えることもメリットの1つです。「Cortana」はキーボードで操作しなくても、音声を認識して必要な機能や設定画面を呼び出す便利なアシスタント機能になります。手が離せない時や迅速に操作したい時にも便利です。仮想デスクトップ機能もついており、1台のパソコンで複数のデスクトップをもつことができます。たとえば、1つのデスクトップで画面を複数立ち上げている場合、使いたい画面を下のバーから選択する煩雑さがありますが、仮想デスクトップ機能では瞬時に切り替えられますし、同時に異なる作業も進められます。最後にWindows8にもありますが、高速スタートアップ機能も便利です。これはシャットダウン時の情報を次回起動時に利用するという手法で高速化を目指しており、これまで起動にかかった時間を半分に短縮できたなどの例もあるため、Windows10導入のメリットとして十分期待できるポイントでしょう。

2.Windows10を導入したらやるべき初期設定は?

Windows10を導入したら最初に行うべき設定があります。もちろんユーザーアカウントの作成やIPアドレスの設定は必須ですが、便利に使いこなすために必要な設定をいくつか紹介します。まずはMicrosoftアカウントを作ることです。これはOneDriveやストアアプリなどのMicrosoftが提供するサービスを利用するために必要な設定になるため、必ず作成するようにしましょう。次にプライバシーの設定です。これはMicrosoftに利用中のアプリやストア訪問履歴といった情報の送信に関する設定になります。これをオンにしたままだとMicrosoftに各種情報を提供し、ユーザーに見合った広告や情報を提示してくれますが、特に必要がなければ余計な情報を送信しないようオフに設定しましょう。

高速スタートアップの無効化も検討します。起動するまでの時間が短くなる非常に便利な機能ですが、シャットダウンした時と起動時の環境が異なることで動作不良を起すことがあります。外付けHDDのデータを消失させるなどのリスクもあるため、高速スタートアップの仕組みを知らない人や初心者ユーザーは無効に設定することをおすすめします。また、Microsoft IMEの予測変換のクラウド候補機能をオンにすると便利です。これはMicrosoftの検索エンジン「Bing」のオートサジェスト機能を利用し、多くの語句を予測変換候補として表示してくれる機能。文字を入力している最中に予測変換された言葉を表示してくれるため、全ての文字を打たなくてよい賢いツールです。最後にタスクバーのアイコン表示設定を紹介します。デスクトップ右下に表示されるアイコンですが、各種機能のショートカットの役割を果たすため重要な設定になります。よく利用する常駐アプリなどはアイコンが表示されるよう設定しましょう。

音声アシスタント「Cortana」も使用しないのであれば、オフに設定した方が高速化に期待できます。スマートフォンやタブレット端末のように気軽に外へ持ち運べず両手が使える状態であれば、パソコンで利用するシーンは少ないでしょう。隠しフォルダや拡張子の表示もデフォルトで有効化されていないため、設定すればシステムファイルの参照や拡張子の判別にとても便利です。Windows Updateの自動インストール猶予期間も用途に合わせて設定しましょう。突然大きなアップデートをインストールすると、使用しているアプリケーションに影響をおよぼす場合があるため、インストールしてよいかメーカーに問合せた後アップデートした方が無難です。またはメーカーからWindows Updateに関するプログラムパッチが提供された後にアップデートするとよいでしょう。

3.Windows10の動作を高速化する設定方法

Windows10を利用するにあたり、動作を高速化する設定を紹介します。便利機能の設定と同じくらい重要な設定になるため、Windows10へ切り替えた後はもれなく設定するようにしましょう。

3-1.バックグラウンドプログラム設定

まずは不要なバックグラウンドプログラムを無効化しましょう。余計なプロセスの動作を停止することで、高速化に期待ができます。設定の手順ですが、まずはスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックしましょう。そこから「プライバシー」をクリックします。左メニューの「バックグラウンドアプリ」を選択すると「アプリのバックグラウンド実行を許可する」画面が開くため、必要のないアプリをオフに設定します。

3-2.自動起動プログラムの設定

自動で起動するプログラムが多いこともパソコンの動作が遅くなってしまう原因になるため、不要な自動起動プログラムを減らして高速化を図ります。手順は、まずスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックしましょう。そして「アプリ」をクリックします。左メニューの「スタートアップ」をクリックすると、自動で起動するアプリが表示されるため必要のないアプリをオフに設定します。

3-3.電源オプションの設定

電源に関するオプション設定を最適化することで、パソコンの動作高速化に期待がもてます。まずスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックします。次に「システム」をクリック。左メニューの「電源とスリープ」を選択しましょう。そこから「電源の追加設定」を選択します。「プラン設定の変更」画面で「詳細な電源設定の変更」を選択すると、「電源オプション」ダイアログが表示されるため、その画面で最適化の設定をしましょう。

設定する内容はプロセッサの電源管理です。まず「最小のプロセッサの状態」項目を30~50%程度にします。5%などでは少なすぎるため、値を多くとるようにします。「システムの冷却ポリシー」は「アクティブ」に設定。さらに「最大のプロセッサの状態」を100%にすることで完了です。

3-4.ウイルス対策ソフトの設定

ウイルス対策ソフトにてウイルス検査をする必要のないファイルやフォルダをスキャンの対象外に設定すると、パソコンの動作高速化に期待できます。まずはWindows Update関連ファイルになりますが、「%windir%¥SoftwareDistribution¥Datastore¥Datastore.edb」のフォルダをスキャン対象外にします。「%windir%¥SoftwareDistribution¥Datastore¥Logs」のフォルダも同様です。セキュリティ関連のファイルも対象外にしましょう。「%windir%¥Security¥Database」のフォルダ内全て、もしくは拡張子がedb、sdb、log、chkのファイル全てです。対象のファイルを見つけづらい場合は、検索機能を使うとよいでしょう。またWindows Defender で対象外ファイルやフォルダを指定する方法も効果的であるため、こちらの設定もおすすめします。

3-5.OneDriveの設定

OneDriveはインターネットへ頻繁に読み書き・通信を行うためパソコンの動作が重くなりがちです。使用していないのであれば、アンインストールすることをおすすめします。アンインストールの手順ですが、まずスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックします。続いて、「アプリ」をクリックします。アプリ一覧が表示されたら「Microsoft OneDrive」を選択し、「アンインストール」をクリックしてください。

3-6.アニメーションエフェクトの設定

Windows10のアニメーションエフェクトはパソコンに大きく負荷がかかるため、これが動作していることでパソコンが重くなりがちです。そのため、無効化にすることで動作が速くなることに期待がもてます。無効化する手順ですが、まずはスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックします。次に「簡単操作」をクリック。左メニューの「ディスプレイ」をクリックし、「Windowsのシンプル化とパーソナル設定」の「Windowsにアニメーションを表示する」を「オフ」にして設定完了です。

4.Windows10を便利に使いこなすための設定方法

Windows10にはあらゆる場面で便利に使える機能がたくさんありますが、その中でもWindows10を便利に使いこなすためにおすすめできる設定方法について紹介します。

4-1.スタートメニューのおすすめ設定

Windows10にはスタートメニューに「タイル」と呼ばれる四角いアイコンが並んでおり、カスタマイズするとショートカット代わりになるなどメリットが大きいため、設定することをおすすめします。設定箇所ですが、まずはスタートメニューのサイズ、形を変更しましょう。これを変更することでユーザーごとに見やすい形に設定できます。スタートメニューの色も変更しましょう。ただ好きな色に設定するだけでなく、見やすさも意識すると使いやすくなります。ライブタイルのカスタマイズも効果的です。不要なタイルは削除して、必要なタイルを大きくするなど好みに合わせて設定します。さらに左サイドバーにあるショートカットをカスタマイズすれば、使い勝手が大きく向上します。

4-2.バッテリーの長持ち設定

ノートパソコンでWindows10を使用する場合、バッテリーの節約は重要です。なるべく長持ちするよう設定し、充電する回数を減らす方法を紹介します。まず不要であればアニメーションエフェクトをオフに設定。使っていない常駐アプリを無効にすることもおすすめです。さらにバッテリーセーバを利用しましょう。充電が少なくなると、バックグラウンドアプリを停止するなどバッテリーを節約してくれます。画面の設定で、こまめにスリープ状態にすれば電力の消費を防げます。もしWeb電話や動画を見る機会が少ないのであれば、音量を小さく調節しておきましょう。ボタンをクリックした場合やキーボードをたたいた時の効果音が小さいほど消費電力を抑えられます。最後に周辺機器を整理することです。外付けの機器によっては、パソコンから給電するタイプもあるため、不要な機器は外しておくようにしましょう。

4-3.PINコードの設定

PINコードを設定するとWindows10へログインする際にパスワードを入力する必要がなくなるため便利です。またパスワードと違い、特定の機体のみにしか使用できないため、セキュリティ対策としても設定することをおすすめします。まずスタートメニューの「歯車」アイコンをクリック。さらに「アカウント」をクリックします。左メニューの「サインインオプション」をクリックし、PIN」の「追加」を選択。「Windows セキュリティ」ウィンドウが表示されたら、任意の「PINコード」を入力し、「OK」をクリックして完了です。

4-4.IMEの設定

Windows10では、Windows7やWindows8ではデスクトップにあった言語バーがデフォルト表示されていないため、設定で表示させると便利です。まずスタートメニューの「歯車」アイコンをクリックします。そして「時刻と言語」をクリック。左メニューの「地域と言語」をクリックして、「キーボードの詳細設定」を選択します。そこで「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」をチェック。同画面にて「言語バーのオプション」をクリックし、「デスクトップ上でフロート表示する」または「タスクバーに固定する」を選択して「適用」をクリックすれば設定完了です。

4-5.仮想デスクトップの設定

Windows10ではデスクトップを複数作成し、それぞれにウィンドウを表示できる「仮想デスクトップ」機能があります。ウィンドウを複数表示させたい場合は画面が見やすくなるため、仮想デスクトップを利用しましょう。作成方法ですが、まずデスクトップのタスクバーにある「仮想デスクトップ」アイコンをクリック。すると起動していたアプリやウィンドウが縮小表示され、その左上に「+新しいデスクトップ」の項目があるためそれをクリックします。作成された「デスクトップ2」をクリックすると新しいデスクトップが表示され、操作は完了です。また、ショートカットキー「Windowsマーク+Ctrl+D」でも作成できるため、とても便利です。

デスクトップの切り替えも簡単にできます。操作はデスクトップのタスクバーにある「仮想デスクトップ」アイコンをクリックし、表示された任意の「デスクトップ」を選択するのみです。ショートカットキー「Windowsマーク+Ctrl→キー(もしくは←キー)」でも切り替えられます。

5.Windows10を使いやすくカスタマイズしよう!

Windows10は従来のWindowsOSと比べ設定項目の配置や画面レイアウトが大きく変わったため、最初は戸惑うかもしれません。しかし、少し設定を変えるだけでも高速化できたり、便利になったりして仕事を効率化することも可能です。この記事で紹介した方法を参考に設定を変えてみてはいかがでしょうか。