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2019.04.03

Windows 10 のアップデートの方法や最新バージョンの機能を紹介

Windows 10 には、「Windows Update」という定期的に行われる更新プログラムがあります。パソコンの電源を入れた際や終了した際に、自動的に行われているのを目にする機会も多いものです。この更新プログラムは、パソコンを安全に使っていく上で欠かせない存在です。この記事では、そんなWindows 10 のアップデートを行う方法や最新バージョンの機能について紹介します。

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1.Windows 10 のアップデートとは?

アップデートは、ソフトやアプリ、OSなどの修正やセキュリティの向上を目的として行われるプログラムです。Windows 10 にもアップデートがあり、Windows を最新の状態にするために行われます。この更新プログラムはマイクロソフトが提供していて、脆弱性を修正してパソコンを守る役割を果たします。Windows 10 は安全第一に作られていますが、使っていくうちになんらかの脆弱性が発見されることも決して珍しくはありません。この脆弱性を放置しておくと、ウィルスに感染したりパソコンに不具合が起きたりする場合もあります。これを防ぐためには、アップデートを実行して脆弱性を修正していく必要があるのです。また、アップデートでは問題点やセキュリティ面の修正だけでなく新しい機能が追加されることもあります。

Windows 10 では、デフォルトで自動更新するように設定されています。しかし、設定を変更している場合にはユーザー自身でバージョンの確認をしなければなりません。新しいバージョンがアップデートされていることが確認できたら、手動でアップデートする必要があるのです。こまめに最新情報を入手して、パソコンを守るように心掛けていきましょう。

2.Windows 10 のアップデートの1809の機能について

ここでは、2018年11月14日に配信されたWindows 10 の最新バージョンである「October 2018 Update(1809)」の機能について紹介します。

2-1.スマートフォンとの同期機能

「October 2018 Update(1809)」は、新しい機能を追加する大型アップデートとなりました。そんな新しく加わった機能の1つが、スマートフォンとの同期です。Windows 10 のパソコンとAndroid端末7.0以降のスマートフォンの同期ができるようになったのです。スマートフォンの機能も多様化していることから、パソコンと同期させることには多くのメリットがあります。例えば、スマートフォンに保存している仕事の資料や写真をパソコン上で見ることができます。スマートフォンの小さな画面では作業しにくいことも、パソコン上ならば作業がしやすいことも多いものです。逆に、パソコンで作成した資料などをスマートフォンへ送り外出先で確認することも可能になりました。また、パソコンからSMSを送信することも可能となり、パソコンとスマートフォンはさらに利便性の高いアイテムとなったのです。

2-2.スクリーンショットの強化

ビジネスシーンでの活用が多い機能として、スクリーンショットが挙げられます。このアップデートでは、スクリーンショット機能がさらに強化されて便利に使えるようになりました。スクリーンショットとは、本来画面上に表示されているものをそのまま画像として保存することです。これに加えて、切り取り領域の指定とスケッチ機能が追加されているのです。切り取り領域の指定ができることで、さらに自由なスクリーンショットの使い方が可能となります。画面上の画像そのままではなく、必要な部分だけを切り取ることができるからです。切り取り領域の指定は「Windows マーク」「シフトキー」「S」を押し、カーソルで領域を指定して切り取ります。また、スケッチ機能では、切り取った画像の重要な箇所にマークをつけるなどの作業が可能です。スクリーンショット機能だけでここまでの作業ができるため、より効率的な画像加工ができるようになったのです。

2-3.検索機能の強化

パソコンの中にあるアプリや資料などを探す際に便利なのが、検索機能です。この検索機能においては、「アプリ」「設定」「ドキュメント」など検索できる対象が増えました。パソコンでさまざまな作業をしていると、どこにファイルを保存したのかがわからなくなってしまうことがあります。また、使っていたアプリがどこにあるかわからなくなってしまうということも珍しくありません。そんなときに強化された検索機能を使うことで、仕事において必要なファイルなどをすぐに探し出すことが可能となったのです。他に、コルタナも利用できるようになりました。コルタナとは、自動音声認識を活用したアシスタント機能です。マイクロソフトによって開発されたAIアシスタントであるコルタナは、音声によってさまざまな操作をすることができます。インターネット検索や音楽再生なども可能で、より感覚的にパソコンを操作することができるのです。

2-4.クリップボードの同期機能

クリップボードを活用すると、コピーしたものを簡単に貼り付けることが可能です。今回のアップデートでは、このクリップボードの同期機能が加わりました。クリップボードを複数のWindows 10 のパソコンで同期して、データを共有することができるのです。これを上手に企業で活用すれば、効率よく情報の共有ができるようになるでしょう。メールなどで情報を共有するよりも、よりスムーズな情報共有が可能となります。クリップボードの同期設定は、「Windows の設定」から「システム」を選んで「クリップボードの履歴」へと進みます。この項目のオンオフを設定することで、同期設定を行うことができるのです。同期させるためには、設定をオフからオンにしておきましょう。

2-5.エクスプローラーでのダークモード

決して珍しいものではないダークモードですが、アップデートにおいてはエクスプローラーでダークモードを設定できるようになりました。長時間パソコン作業をしていると、どうしても目が疲れてきてしまうものです。これは、パソコン画面による明るい光が原因であるとされることもあります。そんなときに活躍するのが、ダークモードです。暗めの画面設定となるダークモードは比較的目に優しいので、作業で疲れたときに設定するのがおすすめです。ダークモードの設定は、「Windows の設定」から進みます。「個人用設定」の中の「色」へと進み、ここのメニューから行うことができるのです。目を疲労から守るためにも、ダークモードを活用するといいでしょう。

2-6.Edgeのページテーマが変更可能

Edgeのページテーマの変更ができることも、今回のアップデートでは注目したいポイントです。アドレスバーのアイコンをクリックすることで切り替えできる、リーディングビューの外観を変えることができるのです。変更方法は、ツールバーの「学習ツール」をクリックして「テキストのオプション」を選択します。ここで好きなページテーマを選べば、変更が完了となります。この他にも、ツールバーのカスタマイズも変更ができるようになりました。キーメニューが大きくなったこともあり、PDFの管理が簡単になったのです。さらに、リーティングビューそのものも改善されています。表示されている言葉をダブルクリックするだけで、その意味が表示されるようになったのです。ウェブサイトビューではこの機能を使うことはできませんが、リーティングビューならばオフラインでの使用も可能です。

3.Windows 10 の現在のバージョンを確認する方法

今使っているパソコンが最新バージョンとなっているかどうかを確認すれば、アップデートが問題なく実行されているかどうかをチェックすることができます。確認方法は、まずスタートメニューの「設定」を開きます。ここから「システム」へと進み、「バージョン情報」を選択しましょう。「Windows の仕様」の中にある「バージョン」を見れば、現在のバージョンを確認することが可能です。「October 2018 Update(1809)」の場合は、表示が「1809」となっていれば問題ありません。それ以前の1803などと表示されている場合には、手動でアップデートを行って最新バージョンへと更新する必要があるのです。

4.Windows 10 のアップデートを手動で行う方法

Windows が最新の状態ではなかった場合には、手動でアップデートを行わなければなりません。そこで、Windows 10 のアップデートを手動で行う方法について紹介します。

4-1.更新アシスタントを利用して行う場合

更新アシスタントとは、マイクロソフトが公式に提供している更新ツールのことをいいます。この更新アシスタントを利用すると、難しい作業もなくアップデートを実行することができるのです。まずは、マイクロソフトのダウンロードページから「更新アシスタント」をダウンロードしましょう。ダウンロードが完了したら、ファイルを実行します。次に、「ユーザーアカウント制御」から「セキュリティの警告」と進み、更新ウィンドウを開きます。そして、「今すぐ実行」というボタンが右下に出てくるのでこれを選択です。すると、ダウンロードが始まり数回パソコンが再起動します。再起動が終了すると、更新は完了です。

4-2.「Windows の設定」から行う場合

更新アシスタント以外に、「Windows の設定」からアップデートをすることも可能です。この場合には、スタートメニューから「更新とセキュリティ」を選択します。次に、「Windows Update」の「更新プログラムのチェック」を選択しましょう。すると、自動的に更新プログラムの確認が始まり、アップデート可能な場合には「更新プログラムを利用できます」と表示が出てきます。ここで、「Windows Update」を選択すればアップデートがスタートします。更新プログラムのダウンロードが終わり次第、更新は完了です。

4-3.Officeなどの更新も同時に行いたい場合

Windows だけでなく、使用しているOfficeなどのソフトも更新されることがあります。Officeソフトはマイクロソフトが提供している製品なので、Windows のアップデートと同時に更新することも可能です。Office などのマイクロソフト製品を含めたマイクロソフトのアップデートを利用する場合には、まずスタートメニューから「更新とセキュリティ」を選択します。次に、「Windows Update」の「詳細オプション」を選択します。すると、「Windows の更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します」という表示が出てきます。この表示の下にオンオフの切り替えスイッチが出てくるので、これを「オン」に切り替えましょう。そして、「更新プログラムのチェック」からダウンロードを開始します。この作業によって、Windows とOfficeなどのマイクロソフト製品を同時に更新させることが可能なのです。

5.Windows 10 のアップデートが正しく行われたかの確認方法

アップデートが正しく行われたのかどうかは、アップデート作業後にチェックしておくと安心です。スタートメニューから「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。次に、「Windows Update」から「更新の履歴」を選択します。すると、更新の履歴一覧が表示されるので対象のプログラムを探します。プログラムの下に、「〜に正しくインストール されました」という表示があれば、正しくアップデートされたということになります。Windows だけでなくOfficeなどのソフトについても更新した場合は、全てのプログラムをチェックしておきましょう。

6.Windows 10 のアップデート時によくある不具合と対処方法

Windows 10 のアップデート時は、途中で停止してしまうなどの不具合が生じることもあります。アップデートの不具合が発生すると、さまざまなトラブルが出てきてしまう可能性があるので注意が必要です。このような場合は、パソコンのメーカーのサポートなどを活用して適切な対応をするように心がけましょう。対処法がわからない場合には、サポートデスクへ連絡して指示を仰ぐと安心です。

7.Windows 10 のアップデート時の注意点

ここでは、Windows 10 のアップデート時の注意点について紹介します。正常にアップデートを行うためにも、これから紹介する3つの点は心得ておきましょう。

7-1.アップデートを行う時間を確保しておく

Windows 10 のアップデートは、パソコンの環境により作業完了までにかなりの時間がかかるケースがあります。そのため、事前にアップデートを行う時間をしっかり確保しておきましょう。時間を確保せずにアップデートを実行してしまうと、予定していたパソコン作業がいつまで経ってもできないということになりかねません。なるべくパソコンを一定時間使わない時間を見計らって、計画的にアップデートを行うと安心です。

7-2.データのバックアップや回復ドライブを作成しておく

Windows 10 のアップデート作業は、基本的にはすべてのデータを保持したまま行えます。しかし、なんらかのトラブルでデータが紛失する可能性もないわけではありません。そこで、アップデート作業をする際には事前にデータのバックアップや回復ドライブを作成しておくと安心です。大切なデータを守るためにも、必ず万が一のための対策を講じておきましょう。

7-3.社員に新機能の周知を行っておく

Windows 10 のアップデートを実行すると、新機能が追加されることも珍しくありません。スマートフォンとの同期ができるようになるなど、仕事において活用できる機能も多くなっています。新機能を使いこなすことができれば、仕事の効率がアップすることにつながるかもしれないのです。そのため、アップデートが完了したら新機能とその使い方を積極的に社員へ周知して全員で使えるようにしておきましょう。

8.Windows 10 のアップデートは忘れずに行おう!

Windows のアップデートは、パソコンを安全に使っていく上で欠かせない作業です。また、Windows 10 を最新のバージョンにアップデートすることで利用できる機能が増え仕事の作業にも活かすことが可能となります。そんなアップデートにおいて、万が一不具合が発生した場合や不明点がある場合には日本HPのカスタマーサポートへの問い合わせがおすすめです。安心してアップデートを行うためにも、日本HPのカスタマーサポートを活用してみましょう。