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HP Elite Dragonfly
Special Interview 02

売り上げを減らそう。

中村朱美/佰食屋オーナー
営業時間3時間半、どれだけ売れても100食限定、飲食店でも残業ゼロ。業績至上主義からの解放を宣言し、従業員の働きやすさと会社の利益を軽やかに両立させた国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」のオーナー、中村朱美氏。「これまでの価値観にとらわれない、幸福な働き方を日本中に広めたい」と語る彼女の毎日には、HP Elite Dragonflyが欠かせない。

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佰食屋オーナー中村朱美氏。素人の発想と笑われたビジネスモデルで飲食業界に革命を起こした。「従業員は会社の歯車ではない。働き方を軽くすることで日本に幸せな家族を増やしたい」と語る。

周りに反対されるほど、燃える。

起業する前に勤めていた職場では、遅くまで残業し、休日を返上することもありました。仕事はやりがいもあり、大きな成果もあげましたが、給与や評価にはそれほど反映されませんでした。夫と休みがあわず、すれ違う日々にも寂しさを感じていました。だから佰食屋をたちあげるときは、経営パートナーである夫と、自分たちが働きたいと感じるお店をつくろうと話し合いました。売り上げを減らし、働き方を軽くし、家族と過ごす時間をできるだけ長く確保できるビジネスモデルを練ったんです。専門家には笑われました。飲食店を知らない素人の発想だと反対されました。でも、プランを見直すつもりはありませんでした。飲食業をよく知る経営者たちは売り上げを追いかけているけれど、それでうまくいっているのでしょうか。新しい発想を否定し、既存の価値観にとらわれたままで、経営者や、従業員は、幸せを手にできるのでしょうか。そう、感じていたから。日本の働き方を改革するためにも、信念を貫こうと決心しました。私、周りに反対されるほど、燃えるんです。

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働き方を軽くし、家族と過ごす時間をできるだけ長く確保したい中村氏にとって、最新のテクノロジーや機能的なアイテムは仕事に欠かせない。常にアンテナをたて、積極的にアップデートしている。

自分がやりたくないことは、人にやらせない。

仕事は本来、人生を豊かにするためにあります。仕事だけが人生ではありません。1日の最後に家族と一緒にご飯を食べる幸せを追求した私たちは、ディナータイムの売り上げを捨て、ランチタイムの3時間半だけ営業することにしました。そして、どれだけ売れても1日100食限定。早く売り切ることができたら、早く帰ることができるスタイルをとりました。仕事が終わって帰るとき、空が明るいとそれだけで嬉しくなりますよね。その気持ちを従業員に味わってほしいという願いもあったんです。こうした話をすると、経営が成り立っていることを疑問に感じる方も多いようですが、実際、ギリギリ黒字の低空飛行(笑)。100食限定にすることでフードロスを最小限にできる、広告宣伝費をかけずとも圧倒的な商品力がリピートや口こみにつながっている、といった良いサイクルはありますが、大きく儲けることはできません。でも、それで充分。自分がやりたくないことは、人にやらせない。業績至上主義から従業員を解放し、働く時間も、働き方も、自分で決めてもらえる仕組みをつくりたかったんです。自己決定権こそ、働く人の幸せにつながると確信していたので。

私のオフィスは、999g。

会社は明日の責任を。みんなは今日の責任を。お客様に喜んでいただく努力は従業員に任せ、私は明日の集客につながる仕事に集中しています。お店に顔をだすのは週に2回ほど、そのほかは講演や広報活動で飛び回っているんです。立派なオフィスを構えることが成功の証といった固定観念はないので、活動拠点となる本部は構えていません。このモバイルPCが私にとってのオフィスといった感じで、店舗の一角や、移動中の新幹線で、効率よく仕事をしています。

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固定観念にとらわれない中村氏は、立派な本部をかまえることに価値を感じない。世界一のセキュリティと長時間バッテリー、軽さと頑丈さを併せ持つHP Elite Dragonflyは、理想のオフィスそのものだ。

持ち運びに便利な軽さに加え、気に入っている点はバッテリーが長持ちすること。すぐに切れるようだと、重たいモバイルバッテリーを持ち歩いたり、充電スポットを探し歩いたりで、仕事の効率が下がりますが、このPCはものすごく長持ちするので、充電のストレスから解放されて、いいですよ。ちなみに私自身はいわゆるロングスリーパーで、すぐ充電が切れるタイプ。睡眠が充分じゃないとパフォーマンスが落ちるんですが、この子は前の日に充電するのを忘れても元気いっぱい。見習いたいですね(笑)

軽さと、強さ。極めたら青だった。

働き方を軽くしている佰食屋では、広告宣伝費はかけません。その代わり、私が広告塔になって明日の集客につなげています。広告効果を強めるために決めたことのひとつに、青い服を着るというのがあります。講演会場ではグレーのスーツの人が多いので、青い服を着ていると覚えてもらいやすいですし、遠くからでも見つけてもらいやすいんですね。でも、ただ効率を追求するだけでは愛のない事業になりかねません。それを避けるために指針としているのが、愛と、ときめき。その仕事には愛があるか、ときめくか、無駄を削ぎ落とすうえで判断基準にしています。青い服も、身につけるとこころが軽くなる色という前提がありました。そんな私ですから、このPCは親近感がわきましたね。極限まで機能を絞ったことで実現した軽さと、私の好きな青い色のボディ、完璧ですよね(笑)。しかも、後で知ったことですが、この青い色には大きな意味があるんです。おしゃれにカラーリングしたものではなく、素材がもっている色をそのまま使っている。日本が生んだ、無駄のない軽さと、強さ。そして、ときめき。仕事をするうえで忘れてはならない指針を手にしているようです。

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広告塔である中村氏が、青い色の服で記憶に残る効果を狙うのも戦略のうち。ただし、好きな色であることが肝心。ときめきを指針に置くことで、無駄を省きつつも、愛のある経営が成り立っている。

もっと軽く、働き方1/2への挑戦。

現在、佰食屋を京都市内に4 店舗展開するほか、JR 京都伊勢丹で週に2 回だけ20 食限定で肉寿司弁当を販売しています。事業を拡大したいという考えが先にあったのではなく、従業員の成長に見合うステージをつくってあげたいという思いで展開しました。佰食屋のビジネスモデルは完成系ではないので、従業員の気持ちに寄り添いながら進化を重ねるつもりです。新たな挑戦となる、働き方のフランチャイズ「佰食屋1/2」もその一環。さらに売り上げを減らし、1日50 食限定のお店をフランチャイズ展開しようという試みです。月収50 万円、年収500 万円を目指すという働き方を、全国各地に広めてゆきたいと考えているんですが、その目的は事業の拡大ではなく、幸せな家族を増やすこと。売り上げだけを目指すのではなく、「自分の人生を丁寧に生きる」ことを大切にしたいと考えている人は、きっとたくさんいらっしゃると思うんです。私たちのこの働き方を知り、一緒に働きたいと感じてくれる人たちと共に、軽やかな働き方を増やししていきたいと考えています。

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働き方を軽くする。 HP Elite Dragonfly

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